予防接種。受けるか、受けないか、何を受けるか
驚きませんか?
子どもが産まれてほんの小さい頃から勧められる、予防接種の多さ!
出産前から自然派を自認する身でしたが、それでも第一子の頃は予防接種について何もわからず、とにかくマニュアル通りに子育てをこなそうと生後2ヶ月からヒブ・肺炎球菌、3ヶ月にはBCGを打っていました。
その後、ママ友との情報交換や自然派子育て講座で話をきくうちに、予防接種について「できれば避けたい」となんとなく思うようになりました。
そんな中、私なりに考え、いろんな本を読み、色んなお医者さん(否定派、情報提供をたくさんした上で考えさせる派、とにかく受けさせるのが当たり前派)に尋ね、色んなスタンスを知り、我が家の状況も考慮し、現在納得できる形にようやく収まっています。
それでも、情けないながらも予防接種の何が怖いのかが具体的にわかっていなかったのです。だから、どうして避けているのかを他の人にちゃんと説明できなかった。
でも、この本を読んでようやく、説明できるようになった気がします。
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予防接種の何が怖いのか
著者は、かつて米国でウイルスやワクチンの研究・開発に携わってきた小児科医。だからといって盲信するのも良くないと思うのですが、ワクチンについて、わかりやすい説明をしてくれています。
本書を読んで、ワクチンには人体に危険な添加物が多く含まれており、それが消化機能を経ずに体内に直接流し込まれ吸収されることが怖いんだ、と思いました。
もちろん実験上では人体に問題ないから、ここまで広く普及しているのでしょう。
でも、本当に問題ないのか?
ないのであれば、副作用の害が出るケースはなぜ起きているのか?
本書ではワクチンに含まれる要注意添加物として、水銀やアルミニウム、ホルムアルデヒド、動物の不妊剤に使われるものなど、そうそうたる面々が連ねられています。
これらが排出できない形で小さな小さな子どもの体内に入るのです!
ちょっとぞっとしませんか?
まず勉強しよう
予防接種することで、かかったときの症状が軽くなったり治りが多少早くなるメリットはあるでしょう。でも前述のとおり、ワクチンには免疫をつけたいウイルス以外にもさまざまなものが含まれていて、それらが副作用を起こす可能性があります。
「予防接種を受けるかどうかに決まった答えはない」と著者はいいます。なぜなら、人によって考え方や立場、状況が異なるからです。例えばフルタイムで共働きしているご家庭だと、一日でも早く病気が治ってほしい。病気をこじらせやすい体質の子は、少しでも軽く済めばこじらせないかもしれない。
だから、少しでも予防接種に疑問を感じて自分で選びたい方は、勉強をしたうえで状況に合わせてメリット・デメリットをはかったほうがいいでしょう。
どういったことを勉強すればよいか、著者が教えてくれています。
一例を紹介すると、ワクチンの歴史的意味や法律、ワクチン以外の感染症対策、ワクチンの効果と副作用、感染症にかかる意味、ワクチンに含まれるもの、ワクチンを受けることと受けないことによる影響など。
うちのかかりつけ医も、積極的に勧めませんが「予防接種は不要」と明言はしません。
一度相談したとき
「そのワクチンがどうしてできたか、歴史や経緯を勉強した上で、お父さんお母さんが決めることが大事」
という言い方をされました。その上で、
「受けても受けなくても、それがお父さんお母さんが子どものために良かれと決めたことならば、子どもにとってそれが一番良いことなんです」
とおっしゃっていました。
ワクチンについて勉強したって、個々の状況は違うのだから正解はないのです。誰かに答えを与えられるものではない。
受けても受けなくても、何かあったときの責任は間違いなく親です。
だから親として、せめて子どもの健康のためという信念を持って勉強し、考えてから与えたいものだなと思います。
参考までに、我が家の予防接種選び
まだ不勉強なのですが、現在のところこんな形で打ってますというのをご紹介してみます。
第一子はあまり情報もなく盲目的に受けたり受けなかったりだったのですが、第ニ子が生まれてからはこの方法で定着しています。
①二歳になる直前~MR接種
②幼稚園入園前~四種混合一回目接種、その後季節や体調に合わせて半年~数年かけて三回接種
③小学校入学前~MR接種
MRについて
風疹は妊娠中にかかると胎児に影響があるんですよね。私自身は19歳のときに風疹の予防接種を受けたので抗体がありますが、他の妊婦さんはどうかわからない。園や遊び場などでどうしても妊婦さんと接する機会は多いので、受けるさせることにしています。
麻疹は、私は過去一回しか接種していない世代なので抗体があるかわかりません。あまり流行っていないとはいえ、妊娠中にかかると大変なので私と周りの防衛のため受けさせています。
でも、体がワクチンに耐えられるよう、できるだけ大きくなるまで待ってあげたい。かつ、無料接種の期限が2歳になる前までという経済的事情もあり、このタイミングで打つことにしています。
四種混合について
本当は破傷風だけ選んで打とうかなとも思いました。特にうちの男子たちは大きくなってからどんな僻地でどんな大冒険をするか想定できないし。
でもその場合、無料接種とはいかないんですよね~。病院で費用を聞いたときは確か四千円位でした。これを数回と考えると、う〜ん四種にしておくか、と(これも経済的事情から)。
タイミングとしては、親の目の届かないところで本格的に泥遊びを始める入園前に、一回目を打ちます。
その他について
インフルエンザを含めて、かかっても看病を頑張ればいい類の予防接種は、受けていません。そのために融通の効く仕事をしているというのもあります。
水疱瘡は、上二人はすでにかかったのですが一番下はまだです。水疱瘡とおたふくは、大きくなってから感染すると重症化や生殖能力に支障をきたす可能性ありということなので、小学校四年生あたりでまだかかっていなければ受けさせようと思っています。
自然に沿った子どもの暮らし・体・心のこと大全では、現在接種を推奨されているワクチンの必要性について考察されています。読んでいると、全部いらないんじゃない?なんて思ってしまいますが、必要性はもちろん各家庭のご事情によるのです。
子どものために、調べ、考え、決める
予防接種を受けるか受けないか、何を受けるかに正解はありません。
受けても受けなくても何も変わらないかもしれない。でも、無思考に受けるにはちょっとリスクがあるんじゃないかと思うので、こうして調べ、考え、決めているのです。
小さい体でワクチンを受け止め、リスクを負うのは我が子ですから。
予防接種を「ん?」と思う皆さんの、参考になれば幸いです。
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