自然療法を心がける私の、お医者さんとのつきあい方
お医者さんは『使う』もの
お医者さんは、
頼りにするものじゃなくて使うもの、
だと思ってます。
自分の体を一番知っているのは、自分。
子どもの体をよく知っているのは、親。
不調を感じたら盲目的にお医者さんに行って、
普段の状態(食べ物、生活習慣、排便のペース、睡眠、ちょっとした不具合など)を
知らないお医者さんから対処療法的な薬をもらって、
症状を抑えておしまい。
……それだと根本的な解決にはならず、
また別の形で症状が出てくるだけではないかな、と思ってます。
せっかく日々自然療法を心がけているので、
お医者さんはセカンドオピニオンとして使います。
判断の主体は、自分です。
自分の体だもの。
不調を感じたら、まず不調の程度をよく観察します。
そして、不調の原因を思い起こしてみる。
大したことないな、と思ったら、病院に行きません。
熱が3日以上続いたり、
咳や湿疹などが2週間以上、
目の不調なら2、3日続くとき、
学校や幼稚園で流行りの病気があるときは、
基本的に病院に診てもらいに行きます。
今後の治療を決めるための、
判断材料を提供してもらいにいくのです。
お医者さんに求めるもの
お医者さんにききたいのは、
医学的に診て、この症状がなんという病気なのか。
何が原因と考えられるのか。
他の人に感染するものなのか。
普段の生活で気をつけることはあるか。
それらを聞いたうえで、
処方される薬が本当に必要かどうか判断する。
薬をもらっても、使わないことも多々あります。
抗生剤は、腸内細菌を殺して体内の絶妙なバランスを崩すという話もきいたので
できるだけ使いたくないし。
(小児科医、山田真先生の講演会でききました。詳しくは、またいつか別記事で)
使ったことはあるけれど、その部位は治ってもすぐに別の部位から再発した。
面白いくらい、逃げては顔を出し、逃げては顔を出し。
モグラたたきのようでした💨
根本的な原因をどうにかしないと治せない。
でも、お医者さんはお忙しいのでなかなか犯人探しを手伝ってはくれないのです。
犯人探しができるのは、
さまざまな角度から時間をかけて症状をみることができる、自分だけなのです。
ただ、犯人探しには時間がかかります。。
面倒無用で病院に行くことも
あまりに辛いならいったん薬で症状を止めたうえで、
不調の原因を探って正すことも必要だと思います。
犯人探しをする前に、あまりの辛さで体力と気力がなくなっちゃいますからね。
ストレスでさらに悪化するだろうし。
外科的な処置が必要なときも、
お医者さんにすぐ行きます。
どうしてもすぐ治さないといけない、という大人の事情もあるでしょう。
できれば子どもにはそれを強いたくありませんが。
※余談ですが、以前それで子どもに解熱剤を飲ませたところ
熱の下がりようと顔の青白さと生気の欠けた感じに怖くなり😨
しかも結局また微熱が出てその後長引くという…。
※またまた余談ですが、子どもに苦しみを強いることもちょっと違うかなと思うので、そのあたりのさじ加減は、家族とも相談しながら対応してます。
お医者さんを良き助手に
私が言いたいのは、
「絶対医者にはいかないで何とかしてみせる!」
というよくある使命感は、
クールダウンさせて脇に置いておこう、ということです。
判断の主体は自分にして、お医者さんをうまく使う。
必要ならお医者さんの提案を受け入れる。
必要でないと感じるなら、必要な自然療法のお手当をする。
ストレスになるほど辛くなったら無理せず薬を使う。
自分で判断・お手当をするためには、
もちろん体についての知識も必要。
一般的な知識については、
過去診てもらった信頼できるお医者さんの言葉を頭のメモから引っ張り出したり、
東洋医学を参考にすることもあります。
子どもに関しては、過去の状態も含めてちゃんと把握できるように、
子ども一人につき一冊、お薬手帳も兼ねた病歴カルテを作っています。
出産時の様子から、いつ何の不調があってどう治したか。
(これについても長くなるのでいつかまた別記事で…)
自然療法を心がける人にとって何より大事なのは
信頼できるお医者さんを見つけること、
だと思うのです。
これがなかなか難しい…😔
また今度、私の場合は、ということで
上記テーマについて書いてみます。