ヘンクツな私の“自然派” 生活流儀

〜クレイ、ハーブ、アロマやその他、自然療法マニアによる、生活の知恵や育児についての放談〜

犯罪に巻き込まれないために、まずは2冊の絵本を!

子どもの心と体をどう守ればいいの?

これまでの記事とは一転、

子育ての話になりますが……

 

子どもを狙った犯罪のニュースを見ると、本当に心が痛みます。

 

と同時に、我が子の安全をどう守ればいいのか、

頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。

 

我が家もいろいろ考えた結果、

まずは絵本で、そういう危険があることを

子ども自身に知ってもらうことから始めることにしました。


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子どもは、何も知りません

年齢にもよると思いますが、

子どもは基本的に無知です。

 

テレビのニュースなどを見ていれば、

子どもがターゲットになる事件があることは知っています。

 

でも、どんな人が危なそうなのかの肌感覚が全然ないのです。

 

そして、何かおかしいなと思ったとしても

その時にどう振る舞えば危ない目に遭わないかがわからない。

 

我が家では、

どんな人に気をつければいいのか、

どういう場面で危険なことが起こりそうか、

危険そうな場面でどう対処するか

をわかりやすく説いた2冊の絵本を使っています。

 

厳選!この2冊がおすすめ

 

『知らない人にはついていかない』

 

知らない人にはついていかない (性暴力被害をはねかえす絵本)

知らない人にはついていかない (性暴力被害をはねかえす絵本)

  • 作者: リンダ・ウォルヴードジラード,今井弓子,Linda Walvoord Girard,北沢杏子,中西理彦
  • 出版社/メーカー: アーニ出版
  • 発売日: 1999/10/01
  • メディア: 単行本
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うちでは、一番上の娘が5歳になったタイミングで購入し、

寝る前の読み聞かせにたびたび登場するようになりました。

 

なぜか娘も、当時2歳の息子も気に入り、

以来繰り返し読んでとせがまれます。

 

クイズのように、

「~の場合はどうしますか?」の文に対して

「○○する!××はしない!」と声を揃えて答えながらきいてるので、

それが楽しいのかな?

 

また、日常の場面で起こりうる危険を自分で回避できる子どもの姿が

かっこよく映るのかもしれません。

 

絵本を読みながら、

こんなこともあるんだよ、

うちの近所だとここに逃げたりもできるね、

じゃあ叫ぶ練習をしてみよう!

などと話を広げながら、

犯罪に巻き込まれないための具体的な知識を伝えています。

 

『とにかくさけんでにげるんだ』

とにかくさけんでにげるんだ わるい人から身をまもる本 (いのちのえほん)

とにかくさけんでにげるんだ わるい人から身をまもる本 (いのちのえほん)

 

こちらは娘が6歳になったときに購入しました。

 

危険な場面と、どう切り抜けるかが描かれているのですが、

「知らない人にはついていかない」では

危険な人が「知らない人」と特定されているのに対して、

こちらの本では、親戚のおじさんやマンションでいつも見る人など、

普段身近にいる人が加害者になりうると教えてくれます。

 

実際、性犯罪の加害者は

顔見知りや身内がかなりの割合を占めるという話も聞きます。

 

そして、個人的にここは大事だなと思うのは、

性的いやがらせをされたとしても

あなたは悪くないとはっきり書いてあるところです。

 

決してあってほしくはないけれど、我が子が嫌な目に遭ったときに

自己否定の海で溺れてしまわないように、

相手から助けて出してくれる大人がいることを思い出してもらえるように、

子どもたちには知っておいてほしい。

 

少しでも守れる手立てがあるのなら

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これらの本を読んでいても、いざ危険な場面になったときに

大人を相手に大声で叫べるか、

走って逃げられるかはわかりません。

というか、実際は恐怖で固まってしまって難しいんじゃないかと思ってます。

 

でも、どうすればいいかを知っているのと知らないのじゃ全然違うと思うし、

叫ぶ練習だけはしておいてもいいんじゃないかなと思います。

 

性犯罪者は、性教育を受けている子には手を出しにくいというデータもあるそうです。

 

ちなみに、これらの読み聞かせが功を奏したのかどうなのか、

うちの2歳の息子は迷子になったときでも

保護しようとした大人から泣き叫びながら逃げ回っていたそうです😓

 

完全に防ぐのは難しいかもしれない。

でも、少しでも防ぐ手立てがあるのなら、

必要なことはしておきたい。

 

どうか子どもたちが歪んだ大人の手から守られるように。

 

そんな祈りを込めて、これらの絵本を折に触れ読んでいるのです。

 

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