【クレイ】フッ素なし!経皮毒(けいひどく)対策に、手づくりハミガキ粉
『経皮毒(けいひどく)』という言葉を知っていますか?
洗剤類や化粧品など、日常的に使うものから皮膚を通して有害な化学物質を取り込んでしまうことを言うそうです。特に皮膚の粘膜は、吸収率が高く毒を取り込みやすい。読んだ本によれば、日常的に使うものほど、そして吸収率の高い粘膜や頭皮、脇の下に使うものほど気を付けないといけないということでした。
そういうわけで、10年ほど前から布ナプキンを使い始め、ドラッグストアの化粧品や市販シャンプーに疑問を抱いたり、ハミガキ粉を手づくりするようになったりしたのです。
手づくりハミガキ粉の材料は?
ハミガキ粉は、チューブでグニュっと歯ブラシに出して使うというイメージですよね。私が作るハミガキ粉は、文字通り「粉」です。粘度を出すこともできますが、手作りする場合は粉の状態の方が保存が効きます。
作り方は混ぜるだけ、材料は3つ。クレイを日常的に使うようになる数年前までは、ハミガキ粉のためだけに少量のホワイトカオリンを生活の木で購入していました。
ホワイトカオリン
クレイの汚れ吸着やホワイトニング効果を期待。
重曹
食用可の重曹を使います。優しい研磨剤としての効果を期待。
天然塩
歯ぐきの引き締め効果を期待。
アレンジするなら
風邪が流行る時期にはティートゥリーの精油を1、2滴混ぜたりもします。ペパーミントやハッカの精油を入れても爽やかでいいですね。ただ、口内に入れるものなので子どもに使わせるときは精油は入れません。
あと、グリセリンを入れてペーストっぽくしたこともあります。少し甘味が付くのと、歯ブラシに乗せやすいので扱いやすいためです。ただ、粉の状態のほうが保存が利くので、現在は上記3つだけで作っています。
我が家のハミガキ粉レシピと、使い方
<作り方>
1、器にホワイトカオリン小さじ2、重曹小さじ1/2、天然塩小さじ1/2を入れる
2、粒があったら潰しながら混ぜて出来上がり!
歯ブラシの先にほんの少し付けて、磨きます。
ホワイトカオリン、重曹、天然塩を2:1:0.5くらいの割合で適当に混ぜるだけです。写真では乳鉢を使っていますが、直接入れ物に入れてスプーンで混ぜるので十分。器として使っているのは、陶器の七味入れ。小さいスプーンを入れる穴も開いていてちょうどいいです。
ちなみに、ハミガキの仕方を子どもに教えるのにいい動画を探していたらとてもわかりやすいものを見つけたのでついでにご紹介。大人も意外とちゃんとできていないハミガキ。改めて勉強になりました!
フッ素なし!簡単で安心・安全なハミガキ粉、作ってみませんか?
市販のチューブのハミガキ粉は、実は保存料や合成界面活性剤など、添加物が多く含まれています。フッ素もたいていのハミガキ粉に入っていると思いますが、日常的に摂って大丈夫なのか、不安だという意見もありますよね。
フッ素については、現在私のかかりつけ歯科医では半年に一度の定期検診の際に付けてくれています。その先生は比較的自然派な考え方の先生ではありますが(待合室の図書は様々な自然療法の本が並んでいます)、フッ素は容認されています。
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一方、別の自然派歯科医の方が子育て講演で
「フッ素は必要ない。ハミガキ粉も必要ない。
食事さえちゃんとしていればハミガキしてなくても虫歯はできない」
と豪語されておりました!
『粗食のすすめ』の幕内秀夫さんがこんな本も上梓されております。
子どものむし歯予防は食生活がすべて 4人の子どもに歯を磨かせなかった歯科医の話
- 作者: 黒沢誠人,幕内秀夫
- 出版社/メーカー: 風濤社
- 発売日: 2017/11/07
- メディア: 単行本
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とはいえ、さすがに口内の爽快感が欲しいし、口臭だって気になる、、、ということでうちでは手作りハミガキ粉でハミガキをしています。
子どもが好きなフルーツ風味にはなりませんが、安心・安全・簡単なハミガキ粉。
ぜひ作ってみてください!
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