【ハーブ】蚊に刺されたらまずはこれ!簡単に作れる常備薬、ビワの葉エキス
2歳の息子は蚊にとても好かれます。
刺されないための対策はしますが、それでもちょっと草むらに入ると息子の近くに蚊が5匹くらい群がってきてぞっとします😓(上の子たちも2歳、3歳まではそうだったけど4歳過ぎたあたりからそこまでは刺されなくなったので、年齢的なものなんでしょうか)
市販薬を使わない我が家では、蚊に刺されたときにはビワの葉エキスをちょんちょんとつけます。するとかゆみがスッとおさまるのです。
ビワの葉エキスとは?
ビワの葉エキスとは、ビワの葉をアルコールに浸けて、時間をかけて有効成分を抽出したものをいいます。
我が家では、マンションの敷地内や近くの道に自生している大きなビワの葉を採って、ウォッカに1年ほど浸けておいたものを使います。市販品もあるようですが、簡単に作れるし一度作ったら余裕で5年はもつし、それで充分な効果を感じます。
何より子どもたちにとって、
自分たちの手で採取したものを薬として使う、という経験やそこで得られる感覚というのは、
『何かあったときに周りにあるもので自分でなんとかできる』という自信にもつながると思うのです。
市販品だけに囲まれて育ったらきっとそういう感覚は得られにくいでしょう。
そういうわけで、うちでは作っちゃいます。
ビワの葉エキスの作り方
1、採取したビワの葉の裏表をたわしなどでよく洗います。
※ビワの葉はできるだけ肉厚で濃い緑色のものを使います
※寒い時期に採る葉は薬効が高いそうですが、それ以外の時期に採ったものでも十分効き目があります
2、物干し用ネットに入れるなどして、よく晴れた日に丸一日乾かします。
3、乾いたビワの葉を1cm幅くらいにカットします。
4、清潔なビンに、カットしたビワの葉を入れ、度数35℃以上のアルコール(消毒用エタノール、焼酎やウォッカなどでも)をビンの肩口まで入れ、フタをします。
5、冷暗所に保存。3ヶ月くらい寝かせたら完成です。
(1年くらいしたら葉を取り出し、出した葉はお風呂に入れて再利用も可)
やけどなどにも効果テキメン!色々使えます
ビワの葉は、インドの経典にもその効用が謳われているほど古くから良く効く薬として重用されてきたそうです。
やけどに
やけどをして水ぶくれができそうな時にちょんちょんとつけると、ジンジンした痛みが薄れて水ぶくれも消え、跡形もなく治ります。
やけどに効く、ということは日焼けにも良いだろうと思い、夏はこのエキスを精製水で5倍くらいに薄めて全身に使える化粧水を作っています。火照った肌をクールダウンさせてくれます。
水虫に
水虫でウズウズしたかゆみ、ブツブツにも素早く効果を発揮します。
腰痛、捻挫などに
2〜3倍に薄めたものを布などに浸して患部に湿布します。
胃腸のもたれや疲労に
焼酎やウォッカで作った場合は、お酒として飲むこともでき、胃腸のもたれや疲労に効くようです。
(消毒用エタノールで作った場合は飲用しないでください)
その他、喉の痛みにはエキスを薄めてうがいしたり、口内炎や歯の痛みにも効くそうです。
こちらの本を参考にさせていただいております。
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使うときの注意点
アルコールがベースなので、お子さんの手の届くところには置かないようにしてください。また、アルコールなのでかきむしったりして傷ついた部分に付けるとしみてとても痛いです😢特に子どもには痛くて耐えられないようなので、傷ついて血が出てしまった部分には、こちらのクリームがおすすめ。
我が家では虫さされ以外の切り傷、かゆみ、湿疹などにも使います。
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ビワの葉エキスは今作ってすぐに使うということはできませんが、秋口の虫さされには使えます。
他にもいろいろ使えるので、あなたのお家の常備薬になること間違いなし。
ぜひお試しください!